取材にお伺いした日は「おゆずり会」が行われていました。メンバーのみなさんが着なくなった洋服や使わなくなったおもちゃを持ち寄り、欲しい人が無料で、持ち帰る仕組みです。参加したお母さんは「他のお子さんが着ていたのを着るのも、お下がりみたいで嬉しい」と話していました。残った洋服は、リサイクルショップに持ち込み、サークル運営資金にあてるそうです。
おゆずり会についてメンバーに知らせるポスターやチラシは、前年作った物をコピーして、負担がかからない工夫もしています。
活動場所の高取公民館周辺は、転勤族家族が多く、毎年春にはメンバーも、大幅に変わります。そのためスムーズに引き継ぎできるように、ノートを作って以前の活動を記録しています。年間イベントはグループ毎に企画しますが、各グループには去年からサークルにいた人が1名ずつ入ってアドバイスしてくれます。これらの事は長く続けてこられたサークルの知恵だ、と感心しました。
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